相続税は、相続開始があったことを知った日の翌日(死亡日の翌日)から10か月以内にと納税を完了しなければなりません。
ここでは、相続税申告にあたっての一般的な流れについてご説明させていただきます。
なお、必要書類や戸籍謄本などは、一部こちらでも収集することが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
①ご面談と必要書類のご案内
相続人代表の方とお話させていただき、必要書類のご案内をさせていただきます。
なお、年金手続き等がお済でない場合には、併せてご案内させていただきます。
②必要書類をご提出いただきます
必要書類が集まりましたら、弊所までご提出をお願いいたします。
③相続税額の速報をお知らせ
ご提出いただきました資料を基に、相続税額を試算しお知らせいたします。
ここでは、正確な金額をお伝えするというよりも、以下の観点でお知らせします。
●納税資金の概算把握・準備のため
●相続税も考慮した相続人等間の遺産分割協議にお役立て頂くため
④不動産等の現地調査
特に不動産については、現地調査を要します。
インターネット地図等と公図、地積測量図などでおおよそ把握は可能ですが、現地を確認することで様々な減額要素を確認することができます。
榊原税務労務会計事務所では、基本的には現地調査を原則としております。
※一部倍率地域等では調査を省略するケースもあります。
⑤相続税額の確定値をお知らせ
遺産分割協議、生前贈与等も検討した上で、各相続人様の相続税額を確定させます。
⑥押印資料、納付書発行、第1回目の報酬請求
遺産分割協議書、押印資料等の押印を郵送でご依頼させていただきます。
また、申告書提出前に、第1回目の報酬(着手金)をご請求させていただきます。
⑦申告書提出
申告書の提出準備が整いましたら、被相続人の所轄税務署へ相続税申告書を提出させていただきます。
⑧申告書の納品、第2回目の報酬請求
申告書の提出が終わり、納品準備が整った段階で、第2回目の財産評価報酬をご請求させていただきます。
※納税猶予や延納などの場合には、スケジュールが変更になる場合もあります。
株価評価
非上場株式等を所有している方向けに、非上場株式の評価額サービスを提供しております。
自社の株式等を贈与される場合などはご相談ください。